膝関節痛|滋賀の整体は【からだ相談室】
2020/01/27
膝関節痛について
膝の痛みは、膝関節周囲の筋肉が正しく動いていないことによることが多いと思います。
膝関節の特徴
膝関節は、構造として靭帯や筋肉に頼った関節です。
太ももの骨(大腿骨)と脛の骨(脛骨)が膝関節を作るのですが、2つの骨が合わさる関節の面の形状が平たく、ガッチリと合わさる形になっていません。それを補強するために、周りを靭帯や筋肉が覆い支える構造になっています。体重の大部分を支えなければならない関節にしては少し弱いのかもしれません。股関節を作る骨の形状は、球形をした骨頭(太もも側)とそれに対応した臼状の臼蓋(骨盤側)からできていて、骨の形状としても体重を支えるのに適した関節構造になっています。
また、膝関節は関節の動く範囲が大きく、それをうまく動かす機能を関節の骨の構造よりも、靭帯や筋肉の動きに頼っているので、筋肉の動きがうまくできないと正しく動かすことができません。スポーツ選手などの膝関節の靭帯損傷はよく聞きますが、これもそのことが影響しているのだと思います。
また、日本人は正座をよくしますが、正座というのは、体重をかけることで筋肉では曲げられないところまで膝関節を曲げていることを知っていますか?
「自分で膝関節をめいっぱい曲げてみてください」「踵がお尻につきましたか?」「つきません」「そうですね。でも正座のときは、踵はお尻についていますよね?」
正座では体重をかけて足にお尻を乗せることで、膝関節を自分では曲げられないところまで曲げて、踵をお尻につけているのです。
これは膝関節にとっては不自然で、負担がかかることだと思いませんか?
膝のおさら
膝蓋骨のことを【膝のおさら】といいますよね!?膝の前の丸く平たい骨のことですが、この骨が膝の動きに大切な働きをしています。
膝蓋骨は太ももの骨(大腿骨)と関節を作っていて、膝の曲げ伸ばしのときに大腿骨に沿って上下に動いています。そのことで太ももの前にある大きな筋肉(大腿四頭筋)の張力の方向を変えて、脛(脛骨)にうまく力が伝わるように働いています。そのため、膝蓋骨が左右や上下にズレていたり、動きがスムーズでなかったりすると大腿四頭筋の張力が脛にうまく伝わりません。結果として、「太ももの前の筋肉が弱いですね」「筋力を強めてください」と言われてしまいます。本当は弱くないのですが・・・。
また、膝蓋骨と脛骨をつないでいる太い靭帯を膝蓋腱というのですが、この腱が緩んでいたり、伸びたり縮んだりしていても大腿四頭筋の張力はうまく伝わりません。
からだ相談室は滋賀・京都市を中心に、ボイタ法による整体を訪問サービスにて行っており、質の高い施術をお客様一人ひとりに提供しています。自宅訪問以外にレンタルスペースでの施術も行っておりますので、自宅訪問が困難という方も施術を受けていただくことが可能です。ボイタ法は様々な疾患・症状に対して対応が可能であり、症状改善の実績があります。ぜひ一度お問い合わせください。